帝劇の最前通路横でジャニアイを観た話
タイトルの通りジャニアイを最前通路横(最下手)で観るという一生に一度しかないであろう体験をしたので記憶が新しいうちに記録に残します。
舞台の見え方なども書きますが完全に自分用の記録でだらだらと長い上に演出などのネタバレもあります。
ざっくり言うと
・見切れを覚悟してたけど舞台上すべて見えた
・ステージの奥にいかれると見にくくはなる
・Jr.マンションはセンターから上手側の子が仕切りであんまり見えず唯一死角を感じた
・各種フライングは見えないこともないけど後方上部なのでがっつり振り返らなきゃいけない
・通路演出時に演者に足がひっかからないように細心の注意を払う必要有り
・舞台から丸見えなのでメモはできない(私はしたくなかったし一瞬でも目を離すのがもったいなかった)
なんと言ってもとにかく近い!!!
通路演出も多く、1つのグループが単独で舞台上にいる演出以外は目の前の舞台上や通路横、A列前、常に近くにアイドルがいる感覚
たぶん演出上ほとんどのアイドルが目の前か横を通った
13月の意味はなんとかわかったけどストーリー性を楽しむ余裕もないくらい眼前で繰り広げられるアイドル達のパフォーマンスにただただ圧倒された
※近くに来た気になるアイドルを見ればいいやっていうスタンスで割り切って臨んだからめちゃくちゃ楽しめたけど、その分上手側の記憶がほとんどないので推しが一人しかいないロックオン型の方は被って見えないことも多々あると思う
10/25
ジャニアイの当落日
仕事終わりにいの一番で確認したら見事に自名義が当たっていた
新しく開設したネットバンキングで華麗に支払いを済ませる
心配すぎて振り込み期限までに10回くらい入金確認した
11/22
チケット発送のお知らせが届く
11/24
陽も少し傾きかけた16時、インターフォンが鳴り待ちに待ったジャニアイのチケットが届く
入れるだけでありがたいことはわかっているけれど、入るからには良い席で観たいというのが全人類の本音であろう
ドキドキしながら封筒を開けてチケットを出した
1階A列だった。
死ぬ
え?A列?1階???
え?????
でもA列の前にXAとかあった気がする!
と思ったけどジャニアイでは使われないらしい
すなわち最前
そして通路横
最 前 通 路 横(パワーワード)
なんとなくすごい席がくる予感はあったんだけど(毎回言ってるやつ)本当にすごすぎる席が来て笑いさえこみ上げてくるレベル
そして少し落ち着いてから
最前列って都市伝説じゃなかったんだ
普通に生きてても当たるんだ
と心が震えた
ここまで来れば最前センターが良かったな、と果てしない欲をチラつかせながらも
「いやいや私の好きなアイドルは0番には立たないだろうからきっとこれで良い」
と思い直した
(今夏スタンディングのライブで意気揚々とドセン陣取って好きなアイドルが遠かった苦い思い出)
とにかく病気をしないこと、事故に遭わないことを目標にこれから数週間過ごすことを誓う
12/8 ジャニアイ初日
通路横でもあるので演出次第ではさらに心臓が止まるのでは…と思いレポを調べたらばっちり好きなアイドルが通ることが判明
チケットが届いてから毎晩毎晩某アイドルの顔になるように祈って寝る*1も毎朝毎朝顔面が自分なので仕方なく
小顔矯正と美容室を予約
金で解決できることは金で解決すれば良いことはこの数年で学んだ
そこから「好きなアイドルもれなく通るとか最高じゃん・・・前世での善行がようやく認められたかな・・・」とめちゃくちゃ浮かれ気分でいたら仕事が立て込む&謎に始まった本人確認のプレッシャー(自名義だから問題ないのに)で
食 欲 減 退
日に日に増えていた体重がベストに戻り結果オーライ
ポジティブか
ジャニアイ前日
小顔矯正に行く
姉からアンパン◯ンと呼ばれていた過去を持つほど丸顔なためプロの手を持ってしても正直一回で効果が出たとは言い難いがこういうのは気持ちである
小顔矯正したという事実が大切なのだ
そして前々から約束していた友人との食事を終え電車で帰ることにした
するとどうしたことだろう
謎の腹痛と吐き気に襲われる
ジャニアイのことを考えただけで手足から異様に汗がにじみ出る
何を食べてもお腹を壊すことのない健康体が最前列のプレッシャーに負けた瞬間である
なんとか夜風にあたりながら家にたどり着き明日の段取りを考えたりドラマを見たり気を紛らわせながら結局2時過ぎの就寝
ジャニアイ当日
6時に目覚めてハッと気付く
着て行く服がない
予想だにしていたかった展開が続き小顔になる欲は忘れなかったくせに服装についてすっかり頭から抜け落ちていた
別に帝劇にはドレスコードがあるわけではなくTシャツジーパンじゃなければ大丈夫だろうけど、やはり僅かに残っている乙女心がテキトーな服を許さない
せっかく彼らが最高のエンターテイメントを魅せてくれるならこちらも出来得る限り身形を整えるのが筋である(持論)
ごそごそと起き出し手持ちの服を組み合わせるも納得いかない
お気に入りのニットとメンカラの相性が悪い
結局予定より1時間前に出て服を調達することにした
電車内でお店を調べてある程度目星をつけておき、いつもなら2〜3回日を改めるほどの値段のニットを即決で購入する
現場を前にして迷っている暇はない
そして美容室
この世で私の前髪を一番上手く切ってくれる担当のお兄さん
今日は大事な予定が控えていることを伝えて最後のヘアセットもお願いする
普段ならちょっとイメージと違っても全然気にしないけど今回ばかりはイメージを細かく伝えて理想の髪型にしてもらった
おかげで気分も上がる
小顔矯正、新しい服、可愛い髪型
私にできることは全部やった
そしていよいよ帝国劇場に到着
噂の本人確認は目に入る限り全くなかった
めちゃくちゃ入場列並んでた割にグッズ列も空いてて心配になるレベルだった
グッズ購入も終わり客席に入り座席確認…
近い 死ぬ 無理
本当に意味がわからない
目の前舞台
もはや私は演者か?というレベル
通路降り用の階段が座席から数10cmのところにあるんです
ということは…全員半径数10cmのところ通るじゃないですか
無 理 ! ! !
まだまだ開演まで時間があるので気持ちの準備をするために一回席を離れてトイレに行ったりお茶を飲んだりウロウロする*2
これは声を大にして言いたいんだけど
コートが邪魔だったから初めてロッカーを使ったけど無料だし開け閉め自由だし鞄2つ入るくらいの大きさでめちゃくちゃ便利だったのでみんなもっと利用した方がいい(大声)
17時開演
通路降りばっかり気にしてたけどそんな次元の話じゃないことに早々に気付く
オケピを潰してステージに変えている分ステージがめちゃくちゃ近いのはもちろん、ステージの端から端まで、斜めに伸びたところにまでアイドルが来る(画像参照)
近い
(ちなみにオケピをつぶした部分の舞台は座席に沿って弧を描くように作られているのでこの画像よりも体感さらに近い)
出演人数が多く一流のエンターテイメントを魅せてくれるジャニーズ様、通路降りなんかしなくても常に目の前にアイドルがいるというめちゃくちゃ贅沢な状況
初っ端は可愛い19年組が目の前にいて近すぎてお互い恥ずかしくなるレベル
そして後ろからめちゃくちゃ顔がいい子が来てびっくりして二度見したら和田くんだった
「和田くん顔がいい」はジャニオタの総意
手拍子をしながら斜めに伸びたステージのところに安嶋くんがきた
全Jr顔が好きランキング堂々一位の安嶋秀生くん(私調べ)だ
きれいな顔で踊る姿をただただ下から見つめた
目線はちょうど客席の真ん中くらいに向けられていてあごのラインとかめちゃくちゃ最高でこの角度で見つめられるとかどんなご褒美だよと思っていたら曲の後半ふいに目線が下がりがっつり目が合う
顔が好き!!!!!
あまりの顔の良さに一瞬で頭がスパークしかけるがなんとか引きつった笑顔を保ち、安嶋くんがステージに戻るまで見届ける
この時点で瀕死なんだけどその後もあり得ない距離感で続々と好きなアイドルを観ることになりちょっと本気で記憶を捏造してしまっているかもしれないので
割 愛
公演中はうっかり足を伸ばそうものなら目の前を通るアイドルに引っかかりそうで女子アナ並みに揃えて座ってた
コートと荷物ロッカーに預けてよかった!
詳しく書きたいのはやまやまだけどなにせ記憶がない
覚えている中で衝撃的だったのがジャニーズ伝統の早着替え(幕をシャッて投げ上げてる間に衣装変わってるやつ)
演出が横からばっちり見えたんだけど
さっぱりわからん
「お、これは!!!」と思って慌てて注目したにも拘らず一瞬の出来事すぎて何が起きたかまったく把握できなかった
気付いたら衣装変わってた
ジャニーズすごい!!!!!
そして終盤にまた安嶋くんが席の近くに来た
2回も来てくれるなんて・・・
本当に私は前世でどんな善行を積んだのか・・・
ちょっと伏し目がちで超絶かっこいい表情、ブレない体幹、音に合わせてピタッと止まるキレのあるダンス、どれも間近で観られて幸せの極みだった
カーテンコールで出来うる限りの拍手を送りながら「君にこの歌を」とともに通路降りして捌けていくアイドル達
私は知っている
調べたから知っている
安嶋くんが真横を通るということを
どきどきしながらその瞬間を待つ
精悍な顔つきで階段を降りていくアイドルたちに続いて安嶋くんが階段へと足を踏み出した
一歩降り、二歩降り……
見、見〜〜〜〜っ!?!?!??
目、目〜〜〜〜〜っっ!?!?!??!?
そこにはまるで「どうせお姉さん俺のこと見るんでしょ」と言わんばかりに目線を送り去っていく安嶋秀生くんの美しい顔が
好 き で す
好き!というどうしようもない感情と同時に
そりゃあれだけ至近距離で見続けられたら自分のファンだとわかるよね
不躾に見つめてしまい本当に申し訳なかった
ただ顔が好きすぎるから見ずにはいられなかったんだよ
と、どうしようもない反省と謝罪と葛藤を頭の中で繰り返す
その間にも次から次へと階段をおりていくアイドルに拍手を送りながら天にも昇る気持ちのままKingの皆様が見えなくなり夢のような数時間が幕を閉じた
間違いなく今回のジャニアイで私にとって今日以上の席はなかった
特に斜めに伸びたステージにアイドルが来たときは角度的に他の観客が一切目に入らずアイドルに集中できるのでかなり最高だった(イメージ画像参照)
どうかこの素敵な舞台を創り上げる演者の皆様、スタッフの皆様が怪我無く欠けることなく千穐楽を迎えられますように
おしまい