日々、勉強。

社会見学レポート

この数日の気持ち

 

6月20日

岡本圭人、グループ脱退〉というショッキングなニュースが入ってきた。情報元は世間を賑わす週刊誌。記事をみたときにエイプリルフールっていつだっけ?あ、圭人くんの誕生日か・・・なんてことが一瞬頭をよぎった。公式発表も何も無い状態で鵜呑みにするわけじゃないけど、某関西グループの脱退騒動のときにまさかって鼻で笑ってたら数日後に現実となったから覚悟はするようにした。火のないところに煙は立たないって言葉通り何かしら動きはあるんだろうな、と。ただ『留学する。グループは辞めるけど事務所には残る』っていうのはどうにも納得できなくて。あれだけメンバーが大好き、グループのために何かしたいって言ってる圭人くんがグループ辞めるのに留学する意味なくない?留学するならHey!Say!JUMPに自分がいる意味を持たせる為なんじゃないの?そもそも圭人くんをグループから外して籍だけ置いても事務所にメリットある?いや、事務所ごと辞めるっていうんならわかるよ?体のいい留学って言葉を使ったんだなって。もう頭の中ははてなだらけですよ。でも考えたところで事実かどうかなんて分かるわけもないし事務所からの公式な発表や圭人くん自身の言葉を聞こう、それまでは普通に過ごそうって思って待つことにした。

 

6月22日

週刊誌がニュースになった二日後の金曜日にはシングル発売が決定したし、7のやんちゃなヒーローも収録されてたから「なんだ、いつもどおりじゃん」なんて思ってウキウキで予約したのにやっぱり人生は甘くない。

 

6月23日

お知らせメールは突然やってきた。いや、厳密に言うとその日は友達とご飯食べてたからメールにも気付かないまま22時を過ぎてて、友達とバイバイして電車に乗って携帯開いた瞬間に事態を察した。「あ、きたな」と思った。電車の中で自担のアイドル生命の進退を発表する動画を見るなんてとてもじゃないけど出来なかったけど、友達からLINEが入ってる以上状況把握はしておかなきゃいけないと思ってTLで9月から留学、留学後はJUMPには戻ってくるって情報を得て「あぁそうなったか」って思った。いい大人が電車で携帯見つめながら泣いてる姿なんてどう考えても怪しいってことはわかってたけど止められないよね。泣きながらTL追ってまた泣いて、なんとか気持ちを落ち着かせようと文章打つけど言葉にならなくて。

結局1時間以上かかった帰り道の間にいろんな人のツイートを見ることになったんだけど「辞めなくてよかった!本人が決めたなら応援する!いってらっしゃい!」って書いてる人が周りに多くて正直驚いた。え?2年もいないんだよ?なんなら本当に2年で戻ってくる保障もないよ?生殺しじゃない?そりゃ考え方や受け取り方はそれぞれだし、発表された以上ファンがいくら止めても事実は変わらないから受け入れるしかないんだけどさ。そもそも大学を卒業していればこんな事態にはならなかったんじゃない?10周年の間に演技の仕事1つでもあれば何か変わったんじゃない?って私の中では負のループしかなかった。2年も表舞台から姿を消すって相当なことだよ?10年くらい前にも応援してた芸能人が干された経験のある私が言ってる。

それでも圭人くんからの言葉を、声のトーンを、メンバーの表情を見れば何か変わるかなと思って動画を見たけど山ちゃんの顔面が死んでたことと裕翔くんと知念くんが優しい目をしてたこと、薮くんが応援してくださいって言ったことしか覚えてない。

 

それからは「自分で決めた道を進む圭人くんを応援したい」って気持ちと「いやいや2年経ったときの自分の年齢と状況想像してみて?」っていう現実的な問題と、いつから留学ってことを考えていたのか、メンバーにはいつ打ち明けたのか、なんて時系列のことを考えながらモヤモヤぐるぐる色んな感情が自分の中で渦巻いていたんだけど結局答えは出ないまま、最後は「圭人くんの人生だから圭人くんの好きなように生きたらいいよ」って半ば担降りする覚悟で眠りについた。

 

6月24日

そして朝、スポーツ報知の記事を読んだ。一人芝居、面接の試験を受けての入学ってことを知った。試験が5月末ってことはけとぴの更新が再開した時期か・・・3月に事務所に伝えたってことはけとぺで「自分のことを見つめ直して5年後10年後にもっと良い人間になれるように努力したい。そんな僕を末永くよろしくお願いします。」って書いたときにはもうすでに留学を決めてたんだなぁなんて思いながら記事を全部読み終えたときに純粋に圭人くんを応援したいと思った。グループから、日本から離れて過ごすということが賢明な判断なのかは今はわからないけど、常に流れる時間の中であのとき行動していれば…っていう後悔があるのなら今決断して行くべきだし、また次の機会に…なんて思って先伸ばしてるうちに小さな亀裂が積み重なって取り返しのつかないことになってたかもしれない。これは10年、20年後にメンバーとして居続けるための前向きな決断なんだ。

圭人くんはずっと将来の自分について口をつぐんでいた。自分に足りないものが沢山あることも、自分の発言がファンに闇雲に期待させてしまう結果になることも、軽々しく大口叩ける立場じゃないこともわかってた。本気でこの世界を辞めようと考えたことも一度や二度じゃないと思う。憶測でしかないけど「JUMPに戻ってくることを条件に留学を許した」というメンバーの言葉の意味を考えると今回も本当はJUMP自体を辞めるつもりだったのかもしれない。そんな中で過程はどうであれ最終的にアイドルという職業を生きる圭人くん自身とメンバーが決めて事務所が容認した決定事項にファンがとやかく言う権利は全くない。ファンに出来ることは発表されたことをどう受け止めて、受け入れるのか、もしくは離れるのかを決めることだけなんだよ。

 

正直今はまだ自分の中で気持ちはぐちゃぐちゃなままなんだけど、冷静に考えると私はきっと圭人くんが一人で正しい決断ができて何も心配いらない完璧アイドルだったらこんな風に好きになることはなかっただろうし、悩みもがいてこういう結論にたどり着く圭人くんを全く想像しなかったと言ったら嘘になる。そして私はそんな危うさと無限の可能性を兼ね備えた圭人くんだから好きなんです。そんな圭人くんがアイドルとして一歩ずつ高みに登っていく様子を見守りたいんです。

他の人が何と言おうが私の人生だから私の好きなようにするし、すぐに答えは出さなくても圭人くんがいない環境が続けば自ずと答えは出ると思う。もしかしたら私自身の価値観が変わったり、露出がない環境に気持ちが続かなくて興味がなくなっちゃうかもしれないけど、2年後圭人くんが自分に必要だと思ったことを身につけて自信を持ってHey!Sαy!JUMPに戻ってこられたときには「おめでとう、お疲れ様。そしてお帰り!!」って言いたいな。

 

おしまい。